こんにちわ。ナマケモノです。
東南アジアから、地球の裏側にある南米へやってきました。
本当は、ハンターカブで東南アジア旅をしようと思っていたんですが、なんと南米行きの格安チケットを見つけてしまい、気がついたらエクアドルにいたわけです。
ナマ子にとっては初めての南米。
ドキドキ、ワクワクしてました。
飛行機ってすごいですよね。改めて。
そんで、地球の裏側ではこんな人達が普通に暮らしてるんだよなーなんて思うと不思議です。
次はやはり時間を超えた旅、タイムマシンとか憧れますね。いつかできるのかな?
未知なものに惹かれてしまう性分なのです。
南米にドキドキしていたというのは、今までにあった旅人から
南米で物乞いの子供にお金をせがまれて、断ったら太ももを刺された人がいたとか、
バスジャックにあって、金品全部持って行かれたとか色々と怖い話を聞いていたからなのです。南米に行ったら一回は盗難に会うと思えなんてことも言われていたりします。
空港からのバスであったエクアドルに住むインド人に「スマホは肌身離さず、現金は少額のみ持ち歩くこと」と注意を受けてエクアドルの洗礼も受けました。
緊張感を持って、南米を旅していきたいと思います。
エクアドルのキトは、標高2850m。東南アジアの平地からきた高地ど素人には標高が高くて、一週間程はまともに動けませんでした。自分達の部屋は3階にあったのですが、そこまで上るだけで息がゼイゼイハアハアしてしまいます。
同じシェアハウスのエクアドル人はランニングしてたりするから、慣れってすごいなと思いました。
その宿は、学生寮のように主に若い大学生や社会人が暮らしているところで、外国人は私たちとノマドワークのロシア人、現地で働く中国人の4人だけ、必然とお話しするようになりました。
今ホットな2国。
お二人の印象に残った言葉
ロシア人「歴史は繰り返す。」「プーチンがいなくなるまでは、ロシアには帰らない」
中国人「中国には自由がない。」「多分ここで一生暮らすだろうね」
何だか色々と考えさせられる言葉でした。
旧市街からは少し距離がありますが、私たちは片道歩いて、片道はバスに乗ったりしてそこまで不便なく暮らしていました。一泊2000円以下で泊まれるので低予算バックパッカーにおすすめです。共用のキッチンもあるし、自炊したり他の子たちが何を作ってるのか観察するのも私の楽しみの一つです。
若い子のキャイキャイした雰囲気はあるので、賑やかなところが好きな人に良いかもしれません。でも静かに部屋に篭りたいって人も結構いるので、その辺は気楽です。
*特に広告料は入ってきません。
エクアドルでは結構住んでいる中国人を見かけたので調べてみると、
中国人はエクアドルのビザが不要でエクアドルからアメリカ大陸に入り、アメリカを目指す人が多いとのニュースを目にしました。中国を脱出する人が増え、「走線」と呼ばれる、中南米を走るように渡って米国を目指すというルートにエクアドルも入っているのです。これを選ぶのは最下層などと言われています。安いが危険が伴うコースだと思う。
富裕層は、日本、シンガポール、タイ、マルタなどの国にいくようです。
南米は地球の反対側だし、物価が安いわけではない。
でも安く暮らす方法もあるし、稼ぐこともできそう。
物価も高いが、得られるお金もある程度高いのではないだろうか?
エクアドルだったら、日本食とかあまり入ってきていないし、airbnbとかしながらなんとかしてサバイブしていけそうな気はする。
この点、アジアは競争相手が多すぎるし、クオリティーが高くて、まずまずの初期投資の額をを覚悟しなくてはいけないように思う。
ただ、キトは寒くて、治安が悪くて、日本から遠くて、航空券が高いのです。
南米から中米に抜ける中国人の走線強者はコロンビアからパナマの間のジャングルを歩いて渡る人もいるのだとか。
私のあった人たちは、エクアドルもいいじゃん通貨は米ドルだしここに住もうなんて決めた人たちかな?もしくは、ここで商売成功してアメリカに行くぞと思っている人とかかな。
中国人って逞しいなと思います。アフリカの奥地でポツンと商店を営んでる中国人を見た時もそんなことを思いました。
私は、日本を出るとしたらどこに住もうか?と考えたりすることもあるが、中々ココという場所が見つからない。
贅沢な悩みでもあるが、中国人って潔いなぁと感心してしまいます。
高度順応もし、体調が戻ってきたところでいざエクアドルの首都キトの街を歩いてみました。
私が感じたのは、旧市街の一角の観光客が訪れる部分や新市街のデザイナーズマンションが立ち並ぶエリアは煌びやかで安全そうな雰囲気だが、そこを離れるとオシッコ臭くて、時々やさぐれた若者を見かけることが多かったということです。
家の前には大きなゴミ箱があって、毎日毎日代わる代わる人がゴミ箱を漁っている。それをやるしか手がない人が結構な数いる。でも皆割と普通に生きている。人間なんとかして生きていくものだなと。
そして、東南アジアから来たから寒さが身に染みる。最高気温18℃前後、最低気温9℃前後と年間通して安定した気温で、晴れた日は気持ちいいのだが、朝晩の冷え込みが堪える。
なんかそんなこともあってか、エクアドルの首都キトは少しくら〜い印象です。
安全に気をつけて、自分の対応できる範囲を間違えずに行動していればそこまで危険な場所ではないとわかってきたら楽しくなってきました。慣れてくるとだんだんと警戒心は弱くなっていきますが、それでも銃社会なので一歩間違えれば恐ろしい結果が待っているのを忘れてはいけません。
何としてでも、最悪な結果は避けて通りたい。
一度だけこんな経験をしました。インディオ系の顔をした2人の明かにラリっている青年たちに「金くれよ」と言われたが無視をして通り過ぎました。するとコンと音がして、振り返ってみると青年たちが石を投げていたということがあったのです。人に石を投げられるというのは、結構衝撃的な気持ちになるものだなとも思いました。
でもその他はそこまで危険を感じることなく、用心しながらも街を歩き回っていました。
とにかく、スリには気をつけてといったところでしょうか?
ナマ子にとっては初めての南米で、見るもの全てが新鮮で楽しかったです。
ヨーロッパの古い街並みがあり、所々に人々が和める公園があり、神聖な気持ちにさせてくれる教会も街中に見かける。キトの旧市街は範囲も広く、お散歩しているだけで十二分に楽しかった。
街を行き交うお金持ちそうな白人たち、バスの停留所近辺や大通りにはインディオが営む屋台
活気のある市場、上にはフードコートのような場所があって、アジアの混沌さに比べると、整理されている感じがしました。
アジアとは違う食べ物。一気に洋風になったのも良かったです。
ただ曇り空が多くて、私が思い描いていた明るくて、陽気な南米のイメージとは少し違っていた。私が思い描いていた南米のイメージはブラジル、コロンビアなどの国だったのだとこの時気が付きました。
円安も手伝って、エクアドルの物価は日本より少し安いといった程度だろうか?
私たちには安い部類に入る国だが、現地の人の生活は大変だろう。
平均月収400$というこの国で暮らす人々は、どうやって生計を立てているのだろうと時々疑問に思っていた。
Tenaの宿で、たまたまエクアドルに30年住んでいるというアメリカ人とあったので、聞いてみると、「家族一緒に生活しているからなんとかやっていけているという感じじゃないかな?」と教えてくれた。そうだな一人暮らししてる人ってあんまりいなさそう。
あと彼が話してくれた話で印象的だったのは、
彼がアメリカに一時帰国する時は、現地の人を見張りに雇わなくてはならないといった話だった。空き家にしておくと、帰ってきた時にはもぬけの殻で色んな物がなくなっているのだそうだ。
一人暮らしができる、安全に住める環境っていうのも恵まれている事ではあるんだよなぁ。
南米ってすごくカラフルなイメージがあったけど、キトは渋めのカラフル。
今日はこの辺で