旅するナマケモノ

旅マニアな中年カップルの情報ブログ

エクアドル キトで食べた物

バナナの国 エクアドル

さて、ベトナムホーチミンから、南米のエクアドルの首都キトにやってきたナマケモノです。

 

 

まずは食べ物の感じがガラリと変わって面白かったです。

到着直後に食べた朝ごはん。

朝ごはん

チーズとハムのサンドイッチとフルーツジュース。

久しぶりのチーズでめちゃくちゃ美味しかった。

違う大陸に来たのだなと、しみじみ。

 

エクアドルの料理といえば何でしょう?

 

やっぱりバナナ

調べてみると、2022年のエクアドルバナナ生産量は世界6位(ちなみに1位はインド)

 

私たちが日本で普段食べているのが「ジャイアント・キャベンディッシュ」という品種だそうです。中々日本では見かけないけど時々見かけたら買うのがモンキーバナナと言われる品種。

 

ナマ子は子供の頃、母親の作ったバナナアイスを一生分食べたので、バナナって嫌いじゃないけど好きでもないのですが、モンキーバナナは美味しいと思います。

エクアドルで食べたモンキーバナナの美味しいこと。

 

ナマ介はバナナ好きなので、色んなところでバナナを買うのですが、スリランカのバナナも美味しい。現地でレモンバナナと呼ばれる品種があって、それがまたあっさりしていて美味しいのです。

赤いバナナも珍しいですよね。何かの本で幻の赤いバナナみたいなことを書いてあったのが印象に残っていて、いつか食べてみたいなと思っていたのです。スリランカで出会えた時は嬉しかったな。

もしスリランカに行った際は試してみてください。

 

そう、一言にバナナと言っても1000種類以上の品種があるみたいです。

知らなかった。

 

 

市場で見つけた、揚げバナナチーズ乗せ。

これが結構美味しくて、お腹にたまる。

 

定食に揚げバナナがついてきたり、家庭でも緑のバナナをあげていました。

緑のバナナは甘みがなく、お芋のような味わいでした。

緑のバナナをバナナと呼ぶと、これはバナナじゃないプラタノだと皆口を揃えていいます。

甘い黄色いバナナと緑のバナナはどうやら一線引かれているようです。

 

 

定食についてくるバナナ。

なんかおかずとしてバナナが出てくるの、最初は違和感がありましたが、慣れてくるとこのバナナは美味しいこれはイマイチなんて言って、食べれるようになってました。栄養はありそうです。

 

 


市場の一角が食堂になっていることが多いです。

 

 

caldo de gallina カルド デ ガジー

これは調べるとペルー料理と書いてありますが、エクアドルでもよく食べられています。

最初はスープだけ?なんて思っていましたが、鳥もごっついのが入ってますし、じゃがいも、茹で卵なども入っていてお腹いっぱいになります。寒いので暖かい料理も嬉しいです。

南米版おでんみたいな存在。

 

セビーチェのセット

セビチェリアは並んでいるところもあったりして、エクアドル人にも人気なのだと感じました。エクアドルのセビーチェはトマトの色したスープが多めです。脂っこい食べ物が多いので、箸休め的存在はありがたいです。

 

でも、ナマ子はお腹が弱いので慎重に選んでセビーチェ食べてました。

セビーチェはお腹下しやすいのでお気をつけて。

お腹強くなりたい。。

 

 

定食屋の机の上にはソースが乗っていて、お好みでかけて食べます。一般的には、トマトと玉ねぎ、ハーブなどをミキサーにかけたソースですが、お店によってソースの味が少しずつ違うので面白いです。

 

昼食のアルムエルソというランチセットは、大体スープ、ジュース、メインが出てきます。

私たちが食べてたのは主に食堂で、3〜4$位のセットをよく食べていました。

なんか$表記されると安く感じてしまうのですが、日本円だと450円〜600円位。

 

ここのクリームスープは美味しかったな。香ばしいピーナッツを入れながら食べるのがまた美味しい。

 

 

 

私の覚えたスペイン語、食べ物が一番早かったかもしれない。

 

Pollo 鶏

Celdo 豚

Carne 牛

Arroz 米

Papa ジャガイモ

 

このあたりを最初に覚えたかもしれない。

食い意地が張っていると覚えるものです。

 

 

Mote con chicharron  モテ コン チチャロン

白いトウモロコシに焼き豚、トマト、玉ねぎ、ハーブなどを加えあっさりした味の料理。

野菜が多くて、あっさりしてて小腹がすいた時によかったです。甘くないトウモロコシも新鮮な味わい。

 

 

 

何だかんだ一番好きだったのは、パンとエンパナーダかな。

これは、外はカリカリで中にチーズが入ったお気に入りのパン。

 

 

エンパナーダも個性があって面白い。

パンのような生地もあるし、このおばちゃんのはコーン?が入っているのかサクサク食感で米や野菜、ひき肉が具でヘルシーな感じがした。

 

夜は、宿で自炊していたのでお昼のメニュー中心でしたがいかがでしょうか?

楽しんで頂けたら嬉しいです。

 

 

 

youtu.be

私が見たエクアドルの首都キト

 

こんにちわ。ナマケモノです。

 

東南アジアから、地球の裏側にある南米へやってきました。

本当は、ハンターカブで東南アジア旅をしようと思っていたんですが、なんと南米行きの格安チケットを見つけてしまい、気がついたらエクアドルにいたわけです。

 

キトの空港

 

ナマ子にとっては初めての南米。

ドキドキ、ワクワクしてました。

 

飛行機ってすごいですよね。改めて。

そんで、地球の裏側ではこんな人達が普通に暮らしてるんだよなーなんて思うと不思議です。

 

次はやはり時間を超えた旅、タイムマシンとか憧れますね。いつかできるのかな?

未知なものに惹かれてしまう性分なのです。

 

南米にドキドキしていたというのは、今までにあった旅人から

南米で物乞いの子供にお金をせがまれて、断ったら太ももを刺された人がいたとか、

バスジャックにあって、金品全部持って行かれたとか色々と怖い話を聞いていたからなのです。南米に行ったら一回は盗難に会うと思えなんてことも言われていたりします。

空港からのバスであったエクアドルに住むインド人に「スマホは肌身離さず、現金は少額のみ持ち歩くこと」と注意を受けてエクアドルの洗礼も受けました。

 

緊張感を持って、南米を旅していきたいと思います。

 

公園から、街から山が見えるのが良い

 

エクアドルのキトは、標高2850m。東南アジアの平地からきた高地ど素人には標高が高くて、一週間程はまともに動けませんでした。自分達の部屋は3階にあったのですが、そこまで上るだけで息がゼイゼイハアハアしてしまいます。

同じシェアハウスのエクアドル人はランニングしてたりするから、慣れってすごいなと思いました。

 

その宿は、学生寮のように主に若い大学生や社会人が暮らしているところで、外国人は私たちとノマドワークのロシア人、現地で働く中国人の4人だけ、必然とお話しするようになりました。

 

今ホットな2国。

 

お二人の印象に残った言葉

ロシア人「歴史は繰り返す。」「プーチンがいなくなるまでは、ロシアには帰らない」

中国人「中国には自由がない。」「多分ここで一生暮らすだろうね」

 

何だか色々と考えさせられる言葉でした。

 

旧市街からは少し距離がありますが、私たちは片道歩いて、片道はバスに乗ったりしてそこまで不便なく暮らしていました。一泊2000円以下で泊まれるので低予算バックパッカーにおすすめです。共用のキッチンもあるし、自炊したり他の子たちが何を作ってるのか観察するのも私の楽しみの一つです。

若い子のキャイキャイした雰囲気はあるので、賑やかなところが好きな人に良いかもしれません。でも静かに部屋に篭りたいって人も結構いるので、その辺は気楽です。

 

*特に広告料は入ってきません。

www.airbnb.jp

ナマ介の昔の定宿、今は亡きホスタルスクレ

 

エクアドルでは結構住んでいる中国人を見かけたので調べてみると、

中国人はエクアドルのビザが不要でエクアドルからアメリカ大陸に入り、アメリカを目指す人が多いとのニュースを目にしました。中国を脱出する人が増え、「走線」と呼ばれる、中南米を走るように渡って米国を目指すというルートにエクアドルも入っているのです。これを選ぶのは最下層などと言われています。安いが危険が伴うコースだと思う。

富裕層は、日本、シンガポール、タイ、マルタなどの国にいくようです。

 

南米は地球の反対側だし、物価が安いわけではない。

でも安く暮らす方法もあるし、稼ぐこともできそう。

物価も高いが、得られるお金もある程度高いのではないだろうか?

 

エクアドルだったら、日本食とかあまり入ってきていないし、airbnbとかしながらなんとかしてサバイブしていけそうな気はする。

この点、アジアは競争相手が多すぎるし、クオリティーが高くて、まずまずの初期投資の額をを覚悟しなくてはいけないように思う。

ただ、キトは寒くて、治安が悪くて、日本から遠くて、航空券が高いのです。

 

すてきな光景

 

南米から中米に抜ける中国人の走線強者はコロンビアからパナマの間のジャングルを歩いて渡る人もいるのだとか。

私のあった人たちは、エクアドルもいいじゃん通貨は米ドルだしここに住もうなんて決めた人たちかな?もしくは、ここで商売成功してアメリカに行くぞと思っている人とかかな。

 

中国人って逞しいなと思います。アフリカの奥地でポツンと商店を営んでる中国人を見た時もそんなことを思いました。

 

私は、日本を出るとしたらどこに住もうか?と考えたりすることもあるが、中々ココという場所が見つからない。

贅沢な悩みでもあるが、中国人って潔いなぁと感心してしまいます。

 

 

高度順応もし、体調が戻ってきたところでいざエクアドルの首都キトの街を歩いてみました。

 

ストリートアートも南米してる

 

私が感じたのは、旧市街の一角の観光客が訪れる部分や新市街のデザイナーズマンションが立ち並ぶエリアは煌びやかで安全そうな雰囲気だが、そこを離れるとオシッコ臭くて、時々やさぐれた若者を見かけることが多かったということです。

 

家の前には大きなゴミ箱があって、毎日毎日代わる代わる人がゴミ箱を漁っている。それをやるしか手がない人が結構な数いる。でも皆割と普通に生きている。人間なんとかして生きていくものだなと。

 

そして、東南アジアから来たから寒さが身に染みる。最高気温18℃前後、最低気温9℃前後と年間通して安定した気温で、晴れた日は気持ちいいのだが、朝晩の冷え込みが堪える。

なんかそんなこともあってか、エクアドルの首都キトは少しくら〜い印象です。

 

 

 

安全に気をつけて、自分の対応できる範囲を間違えずに行動していればそこまで危険な場所ではないとわかってきたら楽しくなってきました。慣れてくるとだんだんと警戒心は弱くなっていきますが、それでも銃社会なので一歩間違えれば恐ろしい結果が待っているのを忘れてはいけません。

何としてでも、最悪な結果は避けて通りたい。

 

一度だけこんな経験をしました。インディオ系の顔をした2人の明かにラリっている青年たちに「金くれよ」と言われたが無視をして通り過ぎました。するとコンと音がして、振り返ってみると青年たちが石を投げていたということがあったのです。人に石を投げられるというのは、結構衝撃的な気持ちになるものだなとも思いました。

 

でもその他はそこまで危険を感じることなく、用心しながらも街を歩き回っていました。

 

バスの中のステッカー

とにかく、スリには気をつけてといったところでしょうか?

 

 

ナマ子にとっては初めての南米で、見るもの全てが新鮮で楽しかったです。

 

ヨーロッパの古い街並みがあり、所々に人々が和める公園があり、神聖な気持ちにさせてくれる教会も街中に見かける。キトの旧市街は範囲も広く、お散歩しているだけで十二分に楽しかった。

教会がたくさんあって楽しい

ヴォト大聖堂



街を行き交うお金持ちそうな白人たち、バスの停留所近辺や大通りにはインディオが営む屋台

 

活気のある市場、上にはフードコートのような場所があって、アジアの混沌さに比べると、整理されている感じがしました。

市場の食堂



 

キトの新市街

アジアとは違う食べ物。一気に洋風になったのも良かったです。

 

朝ごはん

 

ただ曇り空が多くて、私が思い描いていた明るくて、陽気な南米のイメージとは少し違っていた。私が思い描いていた南米のイメージはブラジル、コロンビアなどの国だったのだとこの時気が付きました。

 

円安も手伝って、エクアドルの物価は日本より少し安いといった程度だろうか?

私たちには安い部類に入る国だが、現地の人の生活は大変だろう。

 

平均月収400$というこの国で暮らす人々は、どうやって生計を立てているのだろうと時々疑問に思っていた。

 

Tenaの宿で、たまたまエクアドルに30年住んでいるというアメリカ人とあったので、聞いてみると、「家族一緒に生活しているからなんとかやっていけているという感じじゃないかな?」と教えてくれた。そうだな一人暮らししてる人ってあんまりいなさそう。

 

あと彼が話してくれた話で印象的だったのは、

彼がアメリカに一時帰国する時は、現地の人を見張りに雇わなくてはならないといった話だった。空き家にしておくと、帰ってきた時にはもぬけの殻で色んな物がなくなっているのだそうだ。

 

一人暮らしができる、安全に住める環境っていうのも恵まれている事ではあるんだよなぁ。

 

 

南米ってすごくカラフルなイメージがあったけど、キトは渋めのカラフル。

 

 

今日はこの辺で

 

 

youtu.be

 

 

写真の保存について

旅のお供のカメラたち

 

カメラ好き、写真好きの皆さん。

皆さんは写真のどんなところが好きですか?

 

写真って自分の心が何かを感じたときにシャッターをきっていて、後で写真を見返すことでその時の感情がふわっと戻ってくる感じ。私はこの感覚が好きなんですよね。

 

 

 

昔はフィルム一眼が好きで一緒に旅をしていたこともありますが、今回の旅のお供は上の2つのコンパクトカメラ。古い型ですが、正反対の雰囲気を持つ写真を撮ることができて、気に入っています。

ところが、アルゼンチンに来て、SONYのカメラの方が故障してしまったのです(泣)

カメラ修理屋さんに持っていったけど、部品がないから直せないと言われてしまいました。

ブラジルなら直せるだろうか?

 

ところで、写真って年々増えていきますよね。

これまで撮ってきた写真ってどうしてますか?

 

 

私の友達に聞くと、「SNSにアップしたら消すという人や、クラウド上に課金して保存する人、クラウドはなんか嫌SSDに保存してるよ」なんてことを言います。

 

何か良い方法があったら教えてください。

 

私はと言いますと、クラウドにも適当にバックアップしつつ最後の砦はSSD様にお願いといった感じで緩めな管理なので、どこかに行ってしまった画像なども多々ありそうです。

もういつ見返すかもわからないデータがHDDやSSDの中に眠っています。

 

最近はナマ介も写真に目覚め2人でパシャパシャと撮るものですから溜まって仕方ありません。地味な林家ペーパー夫妻になりそうです。

 

 

こうやってブログを書き始めると、時々あぁこういう写真欲しいなと思って、写真ACなんかを探してみるわけですが、コレっていうものに中々出会えない。じゃあ自分で撮って上げておこうなんて考えました。誰かも気に入って使ってくれたら嬉しいし。陽の目を見ない写真たちも嬉しいだろうきっと。

 

調べてみると私にはフォトACが良さそうかなと思い登録してみました。

ダウンロードしてくれると私に3円の報酬があるみたいです。

100枚ダウンロードしてくれても300円か。。。。。

まあ写真整理もできると思えばいいのです。

何かないと写真整理しないで溜まっていくだけですから。

 

良かったら眺めてみて下さい。

気に入ったら、3枚くらいまで無料だったと思うのでダウンロードしてくれたら嬉しいです。

 

 

www.photo-ac.com

 

 

ホーチミン観光のおすすめと感想

こんにちわ。ナマケモノです。

 

今回は、ホーチミン観光のおすすめと感想を書いていきたいと思います。

 

私の個人的な感想なので、ヘェ〜、フーンと軽く読んで頂けると幸いです。

 

まずホーチミンってどこだっけという人のために、地図はこちら。

ベトナムの南部にあります。

ベトナムの首都はハノイですが、経済の中心はホーチミンでとても活気のある都市です。

熱帯気候で年の平均最高気温は31〜34度とずっと暑い土地です。

ベストシーズンは乾季で比較的気温が低めの1月〜2月。日本のお正月休みに暑いところに遊びに行くというのも結構良いプランだと思います。

 

 

 

ホーチミンは、元々クメール人カンボジア人)の小さな集落に過ぎない場所だったのが18世紀頃から広南国の南下政策でやってきた中国人で町が形成され商業都市としての発展の基盤になりました。そして19世紀にフランスがやってきてというような、ホーチミンは歴史的に浅い都市です。

 

古いものと言うとフランス植民地時代の建物でしょうか?

フランス植民地時代の建物も残ってはいるのですが、現代建築のビルや、東南アジアの雑多な感じと入り混じっていてなんとも不思議なベトナム感が出ています。

まぁそれがホーチミンの魅力なのかなとも思っています。

 

フランス植民地時代の建物で良かったのは、サイゴン中央郵便局

郵便局をゴージャスに作る、フランス人の優雅さを感じます。

サイゴン中央郵便局

昔の地図、好きです

アーチ型の天井も良かったです

 

ここで、ポストカードを送るのが割と定番になっています。ゆっくりと相手の顔を思い浮かべて、ポストカードにメッセージを書き込む時間も旅中の好きな時間です。ベンチに座って休憩しながら人間観察したり、建物をじっくり眺めたりしてました。


そのすぐ前にはサイゴンノートルダム大聖堂があるのですが、2023年5月は残念ながら、絶賛工事中でした。

情報古いですね。今は完成しているのかしら?

 

 

大きくて見応えのありそうな教会ですが、修復後はどのような姿になっているのでしょうか?

大きな建物なので、映え写真には良さそうです。

 

映え写真といえばこちらも有名です。

ピンクの教会。

インド人カップルが、頑張って映え写真を撮ってました。

以前に比べるとタイ、ベトナムではインド人観光客の姿をよく見かけるようになったな。

 

タンディン教会

私たちが行ったのがちょうど日曜日で定休日。

知ってはいたのですが、門が開いてたので入っていいか聞こうかと思ったら、警備の人に何か怒鳴られました。もしかしたら怒っているつもりはなかったのかもしれないけど、ベトナム人は声が大きいので怒っているように聞こえるのです。。。

 

といったわけで外観のみしか見れませんでした。

ピンク色で可愛らしくて、多くの人は好きなのかもしれませんが、警備のおじさんに怒られた悪い印象も手伝って、私の好みではありませんでした。

もっと寂れてて、その時代を感じさせてくれるような味のある建物が好きです。

 

 

暇つぶしがてら行ったのですが意外に良かったのが、戦争戦証跡博物館です。

ベトナム戦争についての博物館です。

 

かなり広い建物に色々工夫された展示がされていて、ベトナム戦争についてより深く知ることができたように思います。目を背けたくなるような写真もありますが、事実ですから良い経験です。

こうやって訪れた場所を少しずつ深く知っていくというのも旅の好きな部分です。学生の時にもっと勉強しておけば良かったなんて思うことも多々あります。マンガばっかり読んでないで歴史も面白いよと過去の自分に教えてあげたい。

 

印象的に思ったのは、ベトナム戦争を撮った写真家ごとのコーナーがあり、西洋人の写真家はベトナム戦争に従軍した白人の兵隊を撮っている物が多かったのに対し、日本人の写真家はベトナム人の写真を撮っているものが多かったことです。

 

民族的に近いものの方に共感するという事なのでしょうか。

 

ふらっと入ったホーチミン市立美術館も中々面白かったです。

 

ここはコロニアル建築が美しく、写真を撮りに来ている地元の観光客が多かったです。

建物を見て回るだけでも楽しいですし、ベトナム人画家の作品を見て回るのも良かったです。

 

絵は下手ですが、見るのは好きです。

母が油絵を描いている影響で小さい頃からよく美術館には付き合わされました。

 

ここは少し賑やかですが、

あの静寂な空間、好きです。

 

ステンドグラスがレトロで可愛い

 

 

 

中心地にある建物なので、お散歩ついでに訪れると良いのがホーチミン人民委員会庁舎。

中には入れませんが、立派な建物です。

アオザイを着て、写真撮影に勤しむベトナム人の観光客の方もいらっしゃいました。

 

美しいです。

 

ホーチミン歌劇場

 

 

このあたりは、植民地時代の建物がよく残っていて東洋のパリなんて言われるのも頷ける地域だと思います。

 

歌劇場に何か面白い演目やってるかな?と覗きに行ってみましたが、なんか現代的なショーっぽい感じだったのでやめときました。

 

 



 

時間が許せば、チョロン地区(中華街)のお散歩も面白いです。

 

チョロンとは、ベトナム語で「大きな市場」という意味出そうで、卸売市場である「ビンタイ市場」や色んな小売店がひしめきあっています。

中華の食堂や、お茶を売る店、中国の置物を売る店などがあってちょっとした異国情緒と地元の雰囲気を味わえる場所かと思います。

航海安全の聖母、天后聖母を祀った1760年に建てられたという寺院(天后宮)も中々立派でした。

 

ぐるぐると巻かれた線香が天井に吊ってあるのが珍しく、写真映えもするかもしれません。

インド人家族が写真大会してました(笑)

インドからきたら、異国情緒あるだろうなぁ。

 

渦巻きの線香が面白い

 

日本からホーチミンまでは、飛行機で5〜6時間。航空券の安い時期には13,000円台になることもありお財布にも優しい渡航先だと思います。ホーチミン自体の観光は、割と簡単にできてしまうのでそんなにお休みが取れない日本人の旅行先としては良いかもしれません。

 

 

私は街よりも自然が好きなので、今度来ることがあればメコンデルタフーコック島の方に足を伸ばしてみたいです。

 

 

 

youtu.be

ホーチミンで食べた物

これは、2023年の5月に10日程ホーチミンに滞在した時の記録です。

 

私の感想なので、あくまでもご参考までに。

屋台飯が好きで、良い所には時々いく程度。「この人たちこんなの食べてるんだ」と適当に眺めてくれたら嬉しいです。

 

ベトナムで一番美味しかったものってなんだろう?

 

やっぱりこれかな

生春巻き

生春巻きのモチモチ、シャキシャキ食感とあのタレ

もっと食べたかった😭

 

そして、こちら

フォー

フォーは優しい

スパイスのスリランカと、辛いタイ料理の後に来るとホッとします

ベトナムに来てみると、色んなスタイルのフォーがあって驚きました

お店ごとに少しずつ違うし、食べ歩きをしてもいいですね

 

 

そんでもって

バインミー

朝食や、間食の定番、バインミー

フランスとアジアの融合

 

サンドウィッチに野菜がたくさん入るのがいいんですよね

そしてナンプラーやら、色んなソースをかけてくれるんですけど、これが意外と合う

作ってるところを待ちながら、眺めているのが好きです。

アジア人って手際が良いです

 

 

この御三方、有名なだけあって、美味しいんですよ

 

 

 

 

普段ご飯を食べるのは、こんな所

屋台と食堂の間くらい?

 

COMって看板は、定食屋さんでご飯と肉と野菜などを選べます。

日本人ですから、米を食べたい気分の時もありますよね。

 

しかし、ベトナムの椅子はなぜいつも低いのだろう?

 

宿から近くて、安くて美味しかったのでよく行っていたCOM屋台

 

 

 

 

バインセオ


ベトナムお好み焼きといった感じの、バインセオ。

美味しい店に出会えなかったのもあるだろうけど、正直にいうとまあまあ。

嫌いでもないけど、好きでもない。

他に試したいものがありすぎて、一回しか食べれなかったので次に期待します。

 

 

名前のわからない麺料理

鍋みたいな具材で、優しい味だったのは覚えている。

こういう目立たないけど、シンプルな味わいでお腹に優しい料理があると嬉しいです。

お腹弱いもので。。。

 

 

名前のわからない料理2

モチモチした生地?に豆腐やら野菜がたくさんのっていて、ヘルシーな一品。

暑くて、食欲のない時だったのでこれはこれで美味しかったです。

 

 

カエルの煮込み

名前のわからない料理3

以前から、カエルの肉は鶏肉のようにあっさりしていて美味しいと聞いたことがあったのでいつかは食べてみたいと思っていたのでした。

 

いつものように散歩をしていると、カエルを土鍋で煮込んでいる青年がいました。

これはチャンスとばかりに、恐る恐る一つ注文してみました。

付け合わせはパン。

味付けは、名古屋のつけて味噌かけて味噌みたいな味で美味しい。

肝心なカエルの肉はというと、確かにあっさりしていて弾力があるような感じもするのだが、骨が多くて、身が少ない。これなら鶏肉食べた方がいいやって思った私なのでした。

 

 

エッグコーヒー

ベトナムのエッグコーヒー。

これは有名ですね。

私は初めて頂きましたが、コーヒーというよりはスイーツに近いお味。

プリンに似てる感じです。

 

カフェの雰囲気は良かったけど、観光客でいっぱいでちょっとうるさめ。

 

私はやっぱり地元のおじちゃんたちが集まっているカフェの方が性に合うかな。

 

地元のカフェ

 

 

 

 

長旅の方におすすめなのが、中華です

ホーチミンにはチョロン地区というベトナム最大の中華街があります。

お茶屋さんがあったり中華料理屋さんがあったりして、お散歩しているだけでも楽しいですが、餃子食べてきました。

 

水餃子と揚げ餃子

フォルムは丸っこいですけど、餃子は餃子。

米飯を頼んで、酢醤油つけて、ん〜美味しい。

こういうの食べると中国にご飯食べに行きたくなります。

 

2023.5月

ちゃんと、日本語のメニューがあるのも嬉しいです。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

 

 

youtu.be

 

ベトナム ホーチミン10日間の滞在を終えて思うこと



こんにちわ。ナマケモノです。

 

今回は、ホーチミンに10日間滞在してみて私が感じたことや、思ったことを纏めたいと思います。

 

以前、フエやホイアンハノイなどのベトナム北部を旅したことはありましたが、南部にあるホーチミンを訪れるのは初めてでした。

 

本当はメコンデルタにも行きたかったのですが、ナマ介が体調を崩しホーチミンをウロウロとしていた日々。

 

ベトナムの首都はハノイですが、経済の中心はホーチミン

とにかく活気があって、人が多い。バイクが多くて、空気が悪いなぁというのが最初の印象でした。私はどちらかというと田舎の方が好きなのです。

 

 

多少観光もお買い物もしましたが、ソイという曲がりくねった路地裏をウロウロとしたり、狭い安宿のベランダから、活気のある市場や、バイクの修理工場の並ぶ通りを歩いて、人々の生活を眺めて楽しんでいました。

 

 

私が感じたのは北部の人たちに比べると、南部の人たちの方が明るい性格の人が多いのではないかということ。

南部の暑い気候も関係しているのだろうか?

路地から聞こえてくるお喋りの声や、夜にかかるカラオケのような音楽が賑やかでした。

 

街の雰囲気を表してみると、フランス植民地時代の建物や現代の高層ビル、華僑系の建物や東南アジアの雑多とした路地、全てが混在し混沌とした雰囲気がこの街の魅力かもしれない。

 

 

 

歴史を見ればそれもそのはず、最初はクメール人カンボジア)の小さな漁村だった所に、明朝の滅亡により華僑が流れ込み、1623年からは鄭阮戦争で難民となったキン族(ベトナムの主要民族)が段々と増えていったが、シャム(タイ)との戦争で弱体化したカンボジア王国はキン族の流入を抑えることができず徐々にベトナム化していった。

 

19世紀のヨーロッパ列強によるアジア進出の流れにより、フランスはカソリックの布教と共にベトナムに強い足掛かりを設けていった。1858年、阮朝キリスト教禁止に転じ、宣教師を処刑したことから、フランスーベトナム戦争に発展し1862年ホーチミンはフランス直轄領となる。その後も、中部、北部へと支配を拡大しようとするフランスとベトナムに宗主権を主張する清が対立し、清仏戦争となる。

 

1904年頃からフランス植民地からの自立を求める独立運動が始まり、1930年にホーチミンベトナム共産党を結成する。

1940年フランスがドイツに占領されたことを受け、日本軍がベトナムに進駐し1941年にはベトナム全土を支配した。

1945年日本軍が撤退後、ベトナム民主共和国が独立を宣言しホーチミンが大統領となったが、フランス軍が再度進駐しインドシナ戦争へと突入し、54年に勝利するもアメリカの介入で南北に分断される。

1965年頃からベトナム戦争へ突入、1975年に北ベトナム南ベトナム解放民族戦線が勝利しベトナム統一がなされた。

 

ベトナムの歴史も知っているようで知らなかった。

 

こうやって旅をしていると、なんでなんだろう?と疑問が湧いて、調べて、少しずつその場所の歴史を知り、他の所と繋がっていったりもする。そうするとどんどん旅が面白くなって、行きたい場所も増えていくのです。

旅は良い学校だなぁとつくづく思います。

これだから、旅はやめられない。

 

 

こうして歴史を振り返ってみると、やっと平和が訪れた街が息を吹き返したように発展を続けているように思えてきます。

 

人口も右肩あがりで、2019年には900万人にまで増加しています。

バイクや車による大気汚染や交通が社会問題となっており、ホーチミンの地下鉄も建設中でした。(開通しそうでしないですね。)

ホーチミンに住む友人は、交通渋滞がひどくて遊びに行く気になれないと言っていました。生活をする人は大変だろうなとも思いました。

 

 

今後も発展を続けていくであろうホーチミンではありますが、まだまだベトナムらしさが残る市場や、どこに連れて行かれるかわからない路地、人々の生活を眺めていると東南アジアに来ている実感が湧きます。

 

観光名所はそんなに多くないホーチミンですが、ベトナム料理を楽しんだり、お買い物を楽しんだりするには良い場所だと思いました。

 

ベトナム料理といえば、フォーや生春巻き、バインミーが思い浮かびますが、街を歩いてみるとベトナム料理の種類の多さに驚かされました。

 

挑戦してみたカエルの鍋

お餅のような食べ物


都会には、たくさんの屋台があり、レストランがあります。

 

ベトナム料理を探求するだけでも楽しそうですが、時間もかかりそうです。

 

長く滞在するなら、おじいさんおばあさん達にお話を色々聞いてみたいけど、それにはベトナム語を勉強したほうがいいし、一つの場所を知るにはある程度時間がかかるものだよなぁと、

そんなことを思ったホーチミン滞在でした。

 

 

バランス感覚の良すぎるおじいちゃん

 

youtu.be

 

 

チェンマイ 生活情報編

 

こんにちわ。

ナマケモノです皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

チェンマイは、のんびりするのに良い所です。

ゆる〜いタイ人の中に入ると、自分もゆっくりした気持ちになってくるのです。

 

日本からも近いし、「何もしないを快適に過ごす」にも良いところかもしれません。

おしゃれなカフェが沢山あるので、カフェ巡りや、食べ歩きも楽しいので、普通に生活しているだけで幸福感が高いような気がします。

1時間半ソンテウでいったところに温泉もあるみたいだし、タイマッサージを受けて身体をほぐしてあげるのも気持ちいいです。

 

長期旅の人にとっても、長旅の疲れを癒す良い場所ではないかと思います。

ご飯は安くて美味しいし、服を買い替えたり、欲しかったものが手に入る場所でもあります。

 

今回は、私たちが1か月生活してよく買い物にいった場所や、歯医者、美容院について書いてみようと思います。

 



 

ちなみに私たち、キラキラ系というよりはドロドロ系と言いますか、

おしゃれなカフェより地元の人が集まるチャイ屋の方が好きですし、おしゃれなレストランよりもパンチの効いた食堂の方が性に合うタイプです。

 

 

それでもモールには時々足を運びます。

 

セントラルチェンマイ

ここは映画館もありますし、ダイソーや日本のドラッグストア、日本食チェーン、ZARAなども入っている大型ショッピングモールです。

ダイソーは日本の三倍はしますが、それでも他で手に入らなかったり、クオリティーを考えると安い思う商品が沢山あります。私たちは、コーヒーの紙フィルターや茶漉しなどを書いました。

 

日本のドラッグストアでは、日焼け止めや化粧水、日本より高いですが(2倍位かな)日焼け止めと化粧水はできる限り日本のものがいいです。海外の日焼け止めって、ベタベタするし、白さが肌に残ってしまうのが多い気がします。

 

映画館

 

 

 

普段使いにいいスーパーは、

Big C

ここは、いろんな商品が揃っていて、質も値段も中級クラスといった感じ。

バラマキ用のお土産とか、調味料などを買うにも良さそうです。

 

 

そして大型スーパーの中でも安いクラスのMakuro

ここは大量にまとめ買いすることで、安くしているいわば業務スーパーコストコのような存在です。

 

日本の調味料もある

 

タイの良いところって、日本食材が海外にしては安く手に入るところ。

そして種類も豊富。タイは生活しやすそうだなと思います。

日本食屋さんも多いし、食事のストレスはだいぶ低そう。

 

 

 

ただ、大型スーパーは行くのにも、買い物するにも時間がかかるので普段は近くの市場で買い物をしていました。

野菜やお惣菜は、市場の方が新鮮で安い。

見たことない食材やお惣菜が並び、新しい発見があるので楽しいです。

 

色んな食べ物を試すのが楽しい

小分けセットが嬉しい

 

 私は、現地の食材を使って料理することも旅の楽しみの一つなので、市場を見て回るのが日課のようになっていました。何より市場は活気があって、人々の生活が見れる面白い場所です。市場の雰囲気が好きなのです。

 スーパーに負けず、続いてほしいなぁ。

 

 

 

 

 セントラルの近くには、フランスに本社をおく比較的安いスポーツメーカーデカトロンもあります。世界中に店舗があるので、旅のお供を探したい時に重宝しています。

 今回は、Tシャツを新調しました。フランスの会社というだけあって、色や形がおしゃれなものも揃っています。

 

 

 海外を長期で回っていると、困るのが美容院です。

伸びた髪を、たまには切りたい、おしゃれだってしたい。

 

タイは日系の美容室もあり、安心してお任せすることができると思うのですが、なんせ値段が日本並みだったりするので、今回は安くて評判の良さそうな美容院に行ってきました。

 

 

 

シャンプー、カット、ブローで350B。

英語も多少通じて、髪をすいて整えてもらうには十分でした。

凝った髪型にしたいとか、こだわりのある方は日系の美容室にいった方が良いかもしれませんが、ナマ子は十分に満足しました。

 

 髪をすくって、あまり海外ではない技術なのでしょうか?

他の国では、あまり理解してもらえず、ただ毛先を切ってもらう程度になることが多いのです。その点タイは、日本に近いことや、タイ人が日本の文化を好きでいてくれることもあって感覚が似ているように思います。

 

 

 

 

 

 日本を出てから半年以上、そろそろ歯のクリーニングしたいなと思って探していたら、評判がよく、900B(3600円)程度でクリーニングができるとのことで、デンタルワールドさんに行ってきました。値段は歯の汚れによって多少違うようです。

 

 設備も綺麗で、英語も通じるし、日本で指摘されていた私の歯磨きの悪い癖なども指導して頂いて、しっかりした所だなというのが私の印象です。

 ただ歯の治療は、日本でするよりも随分お高かったので、歯の治療は日本でした方が良いかなと思いました。

 

 

 街の移動は、徒歩かBOLT(配車サービス)を利用していましたが、こんなものも見つけました。使ってみようかとも思ったのですが、デジタル音痴の私たちには少しハードルが高すぎました。チェンマイは自転車が便利そうなので、次回はトライしてみたいと思います。

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

こうして書いていると、タイでの生活が懐かしくすぐにでも戻りたい気持ちになります。

なんといっても、夕方の散歩が好きだったな。

 

では、また。

 

 

 

youtu.be