旅するナマケモノ

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ホーチミン観光のおすすめと感想

こんにちわ。ナマケモノです。

 

今回は、ホーチミン観光のおすすめと感想を書いていきたいと思います。

 

私の個人的な感想なので、ヘェ〜、フーンと軽く読んで頂けると幸いです。

 

まずホーチミンってどこだっけという人のために、地図はこちら。

ベトナムの南部にあります。

ベトナムの首都はハノイですが、経済の中心はホーチミンでとても活気のある都市です。

熱帯気候で年の平均最高気温は31〜34度とずっと暑い土地です。

ベストシーズンは乾季で比較的気温が低めの1月〜2月。日本のお正月休みに暑いところに遊びに行くというのも結構良いプランだと思います。

 

 

 

ホーチミンは、元々クメール人カンボジア人)の小さな集落に過ぎない場所だったのが18世紀頃から広南国の南下政策でやってきた中国人で町が形成され商業都市としての発展の基盤になりました。そして19世紀にフランスがやってきてというような、ホーチミンは歴史的に浅い都市です。

 

古いものと言うとフランス植民地時代の建物でしょうか?

フランス植民地時代の建物も残ってはいるのですが、現代建築のビルや、東南アジアの雑多な感じと入り混じっていてなんとも不思議なベトナム感が出ています。

まぁそれがホーチミンの魅力なのかなとも思っています。

 

フランス植民地時代の建物で良かったのは、サイゴン中央郵便局

郵便局をゴージャスに作る、フランス人の優雅さを感じます。

サイゴン中央郵便局

昔の地図、好きです

アーチ型の天井も良かったです

 

ここで、ポストカードを送るのが割と定番になっています。ゆっくりと相手の顔を思い浮かべて、ポストカードにメッセージを書き込む時間も旅中の好きな時間です。ベンチに座って休憩しながら人間観察したり、建物をじっくり眺めたりしてました。


そのすぐ前にはサイゴンノートルダム大聖堂があるのですが、2023年5月は残念ながら、絶賛工事中でした。

情報古いですね。今は完成しているのかしら?

 

 

大きくて見応えのありそうな教会ですが、修復後はどのような姿になっているのでしょうか?

大きな建物なので、映え写真には良さそうです。

 

映え写真といえばこちらも有名です。

ピンクの教会。

インド人カップルが、頑張って映え写真を撮ってました。

以前に比べるとタイ、ベトナムではインド人観光客の姿をよく見かけるようになったな。

 

タンディン教会

私たちが行ったのがちょうど日曜日で定休日。

知ってはいたのですが、門が開いてたので入っていいか聞こうかと思ったら、警備の人に何か怒鳴られました。もしかしたら怒っているつもりはなかったのかもしれないけど、ベトナム人は声が大きいので怒っているように聞こえるのです。。。

 

といったわけで外観のみしか見れませんでした。

ピンク色で可愛らしくて、多くの人は好きなのかもしれませんが、警備のおじさんに怒られた悪い印象も手伝って、私の好みではありませんでした。

もっと寂れてて、その時代を感じさせてくれるような味のある建物が好きです。

 

 

暇つぶしがてら行ったのですが意外に良かったのが、戦争戦証跡博物館です。

ベトナム戦争についての博物館です。

 

かなり広い建物に色々工夫された展示がされていて、ベトナム戦争についてより深く知ることができたように思います。目を背けたくなるような写真もありますが、事実ですから良い経験です。

こうやって訪れた場所を少しずつ深く知っていくというのも旅の好きな部分です。学生の時にもっと勉強しておけば良かったなんて思うことも多々あります。マンガばっかり読んでないで歴史も面白いよと過去の自分に教えてあげたい。

 

印象的に思ったのは、ベトナム戦争を撮った写真家ごとのコーナーがあり、西洋人の写真家はベトナム戦争に従軍した白人の兵隊を撮っている物が多かったのに対し、日本人の写真家はベトナム人の写真を撮っているものが多かったことです。

 

民族的に近いものの方に共感するという事なのでしょうか。

 

ふらっと入ったホーチミン市立美術館も中々面白かったです。

 

ここはコロニアル建築が美しく、写真を撮りに来ている地元の観光客が多かったです。

建物を見て回るだけでも楽しいですし、ベトナム人画家の作品を見て回るのも良かったです。

 

絵は下手ですが、見るのは好きです。

母が油絵を描いている影響で小さい頃からよく美術館には付き合わされました。

 

ここは少し賑やかですが、

あの静寂な空間、好きです。

 

ステンドグラスがレトロで可愛い

 

 

 

中心地にある建物なので、お散歩ついでに訪れると良いのがホーチミン人民委員会庁舎。

中には入れませんが、立派な建物です。

アオザイを着て、写真撮影に勤しむベトナム人の観光客の方もいらっしゃいました。

 

美しいです。

 

ホーチミン歌劇場

 

 

このあたりは、植民地時代の建物がよく残っていて東洋のパリなんて言われるのも頷ける地域だと思います。

 

歌劇場に何か面白い演目やってるかな?と覗きに行ってみましたが、なんか現代的なショーっぽい感じだったのでやめときました。

 

 



 

時間が許せば、チョロン地区(中華街)のお散歩も面白いです。

 

チョロンとは、ベトナム語で「大きな市場」という意味出そうで、卸売市場である「ビンタイ市場」や色んな小売店がひしめきあっています。

中華の食堂や、お茶を売る店、中国の置物を売る店などがあってちょっとした異国情緒と地元の雰囲気を味わえる場所かと思います。

航海安全の聖母、天后聖母を祀った1760年に建てられたという寺院(天后宮)も中々立派でした。

 

ぐるぐると巻かれた線香が天井に吊ってあるのが珍しく、写真映えもするかもしれません。

インド人家族が写真大会してました(笑)

インドからきたら、異国情緒あるだろうなぁ。

 

渦巻きの線香が面白い

 

日本からホーチミンまでは、飛行機で5〜6時間。航空券の安い時期には13,000円台になることもありお財布にも優しい渡航先だと思います。ホーチミン自体の観光は、割と簡単にできてしまうのでそんなにお休みが取れない日本人の旅行先としては良いかもしれません。

 

 

私は街よりも自然が好きなので、今度来ることがあればメコンデルタフーコック島の方に足を伸ばしてみたいです。

 

 

 

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