旅するナマケモノ

旅マニアな中年カップルの情報ブログ

老後の海外移住について考えてみる

インドネシア トミア島

 

こんにちわ。ナマケモノです。

 

ナマケモノたちもいいお歳になってきて、将来のことを時々考えます。

あと何回ハードな旅ができるのかと思うと、少し寂しくはなりますがそれは仕方がありません。誰でも歳をとるのですから。

老後はどこかに移住してみたいな、なんてぼんやりと考えたりしています。

 

そこで今回は、海外移住について考えてみたいと思います。

 

私達の条件としては、

  • 気候の良い所
  •  物価の安い所
  • 山と海がある所
  • できれば日本に近い所

 

まず候補として上がるのは、インドネシア🇮🇩

バンダ諸島、アイ島



ナマ子は、一人旅初めての場所がインドネシアだったので思い入れの深い場所であります。南国特有のゆるーい雰囲気がなんとも言えません。

ナマ介も南国の植物があり、サーフィン天国なので良いなぁと思っています。

 

インドネシアには約17000もの島があり、外国人も多く住んでいるバリ島から、無人島までバラエティにとんだ島々があるので飽きることもなさそうです。

バリ島は移住されている日本人の方も多いので、日本食レストランも多く、カルフールのような大きなスーパーもあり、日本食材を手に入れるのも簡単です。海に囲まれた国なので、魚介類も豊富です。西の方や北の方に行けばのんびりとした田舎の風景もあります。

 

バリは、インドネシアの中でも珍しくヒンズー教であり多神教で神々が住む国なんて言われており、文化の面でも興味深いものがたくさんあります。八百万の神を信じる日本人の感覚と少し似ているところがあるかもしれません。

 

リタイアメントビザ

  • 満55歳以上
  • パスポートの残存有効期間が、申請時に18ヶ月以上あること
  • US$1,500/月以上の支払い能力があること(年金証書・銀行預金の残高証明書などを提出)
  • US$35,000以上の居住施設の購入または、US$500/月以上の賃貸
  • 現地にてUSD$55以上の損害保険に加入すること
  • 現地にてインドネシア人を雇用すること
  • 健康保険・生命保険に加入していること
  • インドネシアにて就労しないこと
  • 健康であること
  • インドネシア政府より認可を受けたエージェントが身元引受保証人になること

 

 

日本人に人気の高いマレーシア🇲🇾

マラッカ、中華カフェ食堂

マレーシア は、マレー人、中国人、インド人などからなる他民族国家であり色々な文化が混在していて面白いと思う国です。

 

インフラは、他のアジアに比べて整っており日本から行っても不便を感じにくい場所でもあるのがきっと人気の一つでもあるでしょう。

 

手つかずの自然が残されているタマンネガラ国立公園や、シパダン島は行ってみたい場所の一つです。

 

老後移住されている方も多かったのですが、2021年リタイアメントビザの改定があり今後は気軽に移住できる国ではなくなってしまいました。
マレーシア 政府の富裕層のみ受け入れたいという思いを感じます。
 
MM2Hビザ

 

・長期滞在ビザで、5年間有効(申請条件満たせば、5年ごとに延長可能)
・家族同行可
・月収100万円(以前は、26万円)
・定期預金2600万円(以前は50歳以上は、390万円)
以前なら少しは手が届きそうでしたが、もう私たちには無理そうです。
 
 
タイ🇹🇭

タイ チェンマイ
日本からも直行便がたくさん出ていて、移住者も多いタイです。
北は、山岳地帯があり、南には綺麗な海があって、バンコクは大都会がある。タイが人気な理由も頷けます。
 
私達は、タイ料理が大好きなのでそれも魅力的です。
 
リタイアメントビザ(ノンイミグラントOーA ロングステイ)
・満50歳以上
タイ王国の入国禁止者リストに載っていない 

・過去、日本でタイの治安を脅かすような犯罪歴がない

タイ王国特定疾患ハンセン病結核麻薬中毒・象皮病・第三期梅毒)ではない

・80万バーツ (約310万円)以上の貯金、または月65000バーツ(25万円) 以上の年金収入、または貯金及び収入の合計が80万バーツ 以上ある方

ビザは、1年間で1年間の延長が可能。
 
 
フィリピン🇵🇭

フィリピン バタッド村

フィリピンの公用語は英語なので、地元の人とコミュニケーションが取れるのがいい所です。フィリピン 人は明るくてオープンな人が多くて私は好きです。

最近はセブに英語留学される方も多いですよね。

 

フィリピンも7500もの島をもつ島国です。

自然豊かな所であることは間違いないですね。

日本からも4〜5時間でいけてしまうという近さも良いです。

フィリピンは、ビザの条件が割と緩めで現実的です。

 

SSRVビザ クラシック(4種類あるがこれが一番良さそう)
・50歳以上
・就労可
・50歳以上は2万ドルの預金(年金受給者は1万ドル)
・現地の居住物件が必要
・申請料1400ドル(配偶者300ドル追加)
・年会費360ドル

 

 

インド🇮🇳

インド デリー

インドは奥深い国なので何度行っても飽きません。

クオリティーは期待で来ませんが、何より生活費が安い。

不便さを楽しめる人や、思いがけない事を面白がれる人には向いている場所かと思います。

新鮮な野菜が豊富なのも私達には、嬉しいポイントです。

 

ツーリスト e-viza

・5年間の一回の滞在が179日以内であれば、何度でも出入り可能。

・25ドル

 

あくまでツーリストビザの範囲内ではありますが、約6ヶ月はいられます。

一回海外または日本に帰国なんてすればまたインドに住むことができるのではないでしょうか。

とにかくビザ代が安い。ヨガを習いながらじっくりと腰を据えるのもいいな。

 

 

ジョージア🇬🇪

ジョージア トビリシ



・ビザなしで一年の滞在が可能

 

最近ノマドワーカーの聖地なんて言われて、ノマドワーカーが集まっているのが納得できます。

山間の景色や、黒海、美しい場所がたくさんあり、食べ物も美味しく、物価が安い。

また外に出てから戻ってくるなんて生活をすれば移住も可能ですね。

 

ただあまり英語が通じず、公用語ジョージア語、ロシア語になってくるので地元の人との触れ合いが少しハードルは高くなりますが、片言のロシア語でもなんとか暮らしてはいけますしジョージア人は気さくな人が多いという印象が私にはあります。

ただ日本からは少し遠いのが難点です。

 

中期の滞在の可能な国としては、

アルメニア🇦🇲、メキシコ🇲🇽、ペルー🇵🇪、グアテマラ 🇬🇹

こちらの国は日本人は6ヶ月の滞在ができる国です。

 

遠いので私たちのリストからは外れますが、中南米の方がアジアよりも条件が緩い印象です。

 

パラグアイ🇵🇾は永住権の取りやすい国です。

現地の銀行に5000ドルの預金をして必要書類を揃えれば申請可能のようです。

 

グアテマラ 🇬🇹も月に1000ドル以上の年金受給があればリタイアメントビザが取れるようです。

 

エクアドル🇪🇨は、月に800ドル以上の年金を受給しており、5年分の年金相当の現金(約5万ドル)を現地銀行に保証金として預金できること

 

ペルー🇵🇪 年金など、1000ドル以上の銀行送金が可能であればリタイアメントビザが取れるようです。

 

 



他にも最近ではデジタルノマドビザなるものが各国出しはじめてきており、中期滞在が可能になってきている印象です。ただ、何かしらの収入が必要ですけどね。。。

 

またAir bnbのようにアパートを短期で借りやすくなってきているので、長期でなくともその土地に暮らすハードルは随分下がってきたのではないでしょうか。

 

こうして見てみると、現段階で長期移住は私たちの金銭感覚だとギリギリな印象です。

 

今後の年金の受給額が上がることはないでしょうし、

少子高齢化で日本円も今後は弱くなっていくと予想すると、海外で住むのは日本より安くていい暮らしができる時代はそろそろ終わりの時期に入っていると思われます。

 

あと私たちは、行ってみたいところがまだまだたくさんあって一つの国に絞れないという問題もあります。

 

現時点では、日本のどこかに拠点を持って、暑い夏の3ヶ月と寒い冬3ヶ月だけどこかにいって滞在するというのが一番いい老後のプランなのかななんて考えました。

 

まあ予定は未定ですけどね。

 

 

※以上の情報は日々変わりますので、最新の情報はご自身でもう一度ご確認ください。