旅するナマケモノ

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カリでサルサ教室に通ってみた

 

こんにちは、ナマケモノです。

 

今回は、カリで通ったサルサ教室について書いていきたいと思います。

 

サルサを聞くと南米を思い浮かべるナマケモノでしたが、調べてみるとルーツはキューバなんですね。

サルサとは、1930年代のキューバ音楽のソンやルンバから発展し、ニューヨークで確立されたものをサルサの発祥とする説が有力であり、1970年代にはサルサの人気が、コロンビア、ベネズエラパナマなどのラテンアメリカ諸国まで広がっていったと言われています。

 

カリは、「世界のサルサの首都」と言われ国家無形文化遺産にも指定されており、10月には「サルサワールドフェスティバル」が行われているようです。

 

 

ナマケモノたちは、サルサなんて一回も踊ったことのないど素人。

ただサルサミュージックが好きだったので、せっかく南米にきたのだし少し踊れるようになったらいいなと思いサルサ教室に通うことにしました。

 

カリにはたくさんのサルサ教室があるのですが、ツーリスト向けの教室はお値段もやや高めなので中心地からは少し外れますが、地元の人が通うサルサ教室に通うことにしました。

 

 

クラスは1時間半で、初心者クラスと中級者クラスに分かれています。インストラクターの先生が前にいて、それを真似るような形で生徒たちが練習するといったスタイルでした。後半はペアーになって、生徒同士で踊る形になります。

 

サルサ教室の回数券

サルサ教室は、回数券制になっていて回数が増えれば増えるほどお得になります。

16クラスで150,000コロンビアペソ(約6000円)1クラスあたり400円弱と激安です。

 

 

ど素人の私たちは、もちろん初心者クラス。

見よう見まねでステップを踏みますが、ターンをしたら次のステップがわからなくなってしまうくらいの才能のなさです。鏡に映る自分の姿が固くてぎこちなく愕然とします。中級者クラスの人たちを見てると踊る姿が美しくてあんな風に踊れたら素敵だなと見惚れてしまいます。

 

コロンビア人はいとも簡単にステップを踏めると思っていましたが、皆さんこうして練習していたんですね。子供の頃から親に教わる人も多いのかもしれませんが、何事も習得するには長い時間がかかるということを改めて感じました。

結果的には初歩的なステップをいくつか覚えただけで終わってしまいましたが、とっても良い経験でした。

 

このサルサ教室はほとんどが地元の人で、性別問わず年齢層も若い人から初老の方までと幅広く通っていました。街のスーパーやキオスクでもサルサが爆音でかかっていたりして、サルサがコロンビア人の生活と密接に関係しているんだなぁとも感じました。

 

サルサ教室に通っているうちに顔見知りも増えていき、休憩時間に明るいおばちゃん達と会話したり、ペアーになって踊る若い真面目そうな男の子達などごくごく普通の人達と関わりが持てたのもとても楽しかったです。明るい人柄で有名なコロンビア人ですが、コロンビア人でもちょっと暗めで引っ込み思案の人もいるんだよなぁと思ったり。

 

 

社交ダンスなんて全く縁がなかったのですが、ペアで踊っていると、男性の人柄が少し分かります。自分の思い通りに強引に動かそうとする人や、遠慮がちな人、こちらがうまく踊れないと不機嫌になる人や優しく教えてくれる人など様々です。会話だけでは見えてこない部分が見えたりするのも社交ダンスの良さなのかもしれないな。

 

まだ全然踊れないけれど、サルサミュージックは好きですし、音楽に合わせて踊るのはとっても楽しかったのでカリにくる機会があったらサルサ教室に通ってみるのもオススメです。

 

 

私たちが通っていたサルサ教室はこちら

 

 

サルサ教室の雰囲気はこんな感じです。

 

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