旅するナマケモノ

旅マニアな中年カップルの情報ブログ

住みたくなっちゃった街 カリ

 

こんにちわナマケモノです。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

ポパヤンを後にして、私たちはコロンビアで3番目に大きい都市カリにやってきました。

私たちのコロンビアでやりたかったこと、それは「サルサを習ってみたい」ということでした。

そこで、サルサの首都「カリ」にやってきたのです。

 

サルサについては別の記事にまとめるとして、今回はカリの街の様子などをお届けしたいと思います。

 

標高1000mのカリの気候は、気温18℃〜31℃と四季の変化はなく雨季と乾季があります。

私たちが訪れた6月は昼間は時折外に出るのが億劫になるくらい暑くて、夜は快眠できる涼しさで心地良い気候でした。

 

これが街中とは思えない緑たち

 

そんな暑い気候だからなのか、民泊のシャワーは水のみで夜になると冷たいので、昼間の暑い時に浴びるようにしていました。1ヶ月予約してあるし、潔癖症ではないので昼間に浴びれば特に問題はなかったです。

 

カリで泊まったアパートは、安さとサルサ教室の近くにしたため中心地からは離れていましたが、緑が多くて落ち着いた雰囲気の地域だと最初は思っていました。ところが住んでいると地元の人が「道の向こう側には気をつけろ」と口を揃えて言うのです。道を挟んだ向こうが低所得者層の住むエリアでかの有名なシロエ地区ということがわかりました。

 

ちょっとした丘になってるシロエ地区

カリのアパート

 

ある夜ナマ介が起きて窓際でタバコを吸っていると、銃声が聞こえ若者の集団がダーっと階段を登って行ったのを目撃したことがありました。(私たちの予想ではギャング同士の抗争)

 

別の日も昼間っから銃声が聞こえ、その地区の住民が道路を渡ってこっちに避難してくる姿が見えました。

 

また違う日には、軍か警察のヘリコプターがシロエ地区に向かって飛んでいくのを目撃。(多分警察がギャングを鎮圧)

 

平和ボケした日本人の私には、映画の世界みたいと恐怖半分、高揚感半分といったところだが、現地の人にとってみればこれが現実、リアルなのである。そこにも今を生きるコロンビア人の明るさの要因があるのかな?

 

よく行くパン屋のお姉さんに、「昨日は何があったの?銃声が聞こえたよね?」って聞くと「さあ、知らない」とこちらでは日常茶飯事なのか興味もないようでした。

それよりも、見たことのない顔の私たちの顔の方がおもしろいようでした。

 

ちょっとマイナスな面が続きましたが、結果的にカリは住んでもいいくらい好きな街になりました。緑は多く、アーティスティックな人が多く、古くからある住宅や教会色んなものがミックスしている割にまとまった感じです。なんせ気候が良い。あと海があれば最高です。

 

 

 

カリの街はストリートアートがたくさんあり、歩いているだけで楽しい気持ちにさせてくれる。

 




 

気候の関係だろう、緑が元気で豪快。

 

 

見たことのない木も見かける。さすが地球の反対側、南米大陸

これは、沙羅双樹なのかキャノンボールの木なのか?キャノンボールツリーっぽい。

 

落ちていた実

そして鳥がカラフルで可愛い。見かけるとこれまた幸せな気持ちになるのです。

鳥の声って美しい。

 

雀のような黄色い鳥

青い鳥

写真には撮れなかったけど、木の高い所にとまる緑色のインコとオウムの間くらいのギャーギャー鳴く鳥さん。

 

お散歩してるとこんな鳥たちに出会えるのが楽しいです。

 

人々も明るくてフレンドリー。

まだ数字がしっかりと覚えられてなくて会計の時にモタモタしてると、孫に教えるかのようにパン屋のおじさんがお釣りで数を教えてくれてました。優しい。

 

近所のパン屋さん

美味しいパン屋さんはどこにでもあるし

 

 

大きいスーパーもいくつかある。日本食材は見かけなかったけど。。。

 

 

コーヒの種類も多い。

さすがコーヒーの生産量世界3位だけのことはあります。

 

ビールも美味しい



いいなぁここに住んじゃおっかなー。

なんて思ったり思わなかったり。

 

 

 

youtu.be