旅するナマケモノ

旅マニアな中年カップルの情報ブログ

高知県高知市にプチプチ移住(体験移住施設しいの木)

 

今回は、引越しの荷物をナマ介の実家で受け取るために高知へプチプチ移住を、一週間してきました。

 

田舎への移住、特に高知県に移住を考えている方に情報を残したいと思います。

 

最初は、電気とガスと水道を通して、ナマ介の実家で滞在しようと考えていたのですが、その1ヶ月前に友達が高知に遊びに行くというので、5年誰も住んでいないナマ介の実家の様子を、見に行ってもらいました。

すると、草はボウボウで、玄関にたどり着くのもは至難の業、中に入ってみると虫がそこらじゅうに転がっていたと教えてくれたので、住むのは難しそうだから、違うところに拠点を持って、荷物だけ受け取って置いておこうという計画に変更です。

 

 

 

ホテルを検索してみると、安くて5000円からです。

出せない額ではないけれど、もう少し抑えたいと今度は、Air bnbを見てみますが、こちらも同じくらいの価格でした。

 

実は、将来の高知移住も考えていて、移住情報を見ていましたら、体験型滞在施設「しいの木」というのを見つけました。

 

ここは、高知市の鏡地区にあり、高知から車で30分の山の中です。

 

車で30分でもただの30分で行けるワケではないのです。着いた日は、バスでそこまで向かいましたが、バスは1〜2時間に一本しかありません。乗り逃さないようにしなくてはと聞き込みをしてバスの停留所も確認しました。(市内のバスロータリーとは違う場所にあるので、観光案内所で聞いた方が良いです。)

結局は、14:20に高知駅に着きましたが、宿に着いたのは、18:30です。

 

施設の中は、2組泊まれるお風呂、洗濯機付きの部屋が2部屋と、台所と居間みたいなところがあります。

今回は、泊まっているのは私たちだけだったので、ほぼ貸切状態です。

キッチンには冷蔵庫、コンロ4口、電子レンジ、炊飯器と一通り揃っています。

周辺には、スーパーもコンビニもないので、食料を買いだめして持って行った方がいいです。

 

調味料も塩と胡椒が、前泊の方の置き土産でありましたが、ほとんどないので、料理される方は、持参された方が良いと思います。

 

私たちは、ご飯を炊いて買ってきた鰹とヒラコ(ヒラマサの子供)のお刺身を食べたり、鍋をしたり、家にいるみたいなお夕飯で良かったです。

 

Wifiがないのが少し残念ですが、ナマ介の楽天モバイルが入るので何とかなりました。

丁度いい大きさのお風呂。足が伸ばせる。

 

あとは、洗濯機が付いているというのがとても嬉しいポイントです。

旅の途中はいつも手洗いです。これ結構面倒なのでなるべく洗濯をしないように考えたりするのです。

でも洗濯機があれば話は別です。汚れたなと思ったら洗濯ができるので、変な葛藤はありません。

 

今はコロナの感染対策から、布団の貸し出しをしていないので、自分で用意する必要があります。貸布団屋さんを紹介してくださいましたが、私たちは畳に、電気カーペットも敷いてあったので、寝袋で十分でした。

 

ここの気になるお値段は?

6泊で7,700円です。一泊1,283円です。

詳しくは、

www.city.kochi.kochi.jp

 

もう誰にかわからないけれど「ありがとう」って気持ちでいっぱいです。

 

手続きは少し面倒です。

電話をして、メールのやり取りをして、料金を支払って、領収書などが送られてくるという手順になります。

 

ただ、移住はいつするの?みたいな圧力とかがあったりするのかとドキドキしていたのですが、そういったものは全然なく、宿のお世話をしてくれている婦人会の方々も「高知楽しんでねー」なんてとっても明るく受け入れてくださいました。

 

次の日からは、レンタカーを借りて仁淀川四万十川をめぐる旅をして、高知城と日曜市を絡めて行ってきました。高知は月曜日以外はどこらしらで市場が行われている、残っているのがすごいと思いました。

 

もし高知に住むことがあったら、市場に通いたいと思います。

安いし、新鮮だし、何より楽しいです。

 

レンタカーを借りると、辺鄙なところに住んでいるけど、20〜30分車で走れば、まあまあ都会があるいいところです。

しいの木の近くの橋

そういう考えで行くと、「いの町」や「日高村」がナマ子的には、良いところがありそうだと思っています。

 

綺麗な海も山もあって、一応都会もある。

神戸も海も山もある土地でしたが、高知の海と山は、人が少ないので周りを気にせずにマイペースで歩けるのも良いところです。

 

海の水も透明度は高いし、太陽が当たると海が緑がかった青にキラキラ光って美しいです。

 

山は、あまり整備されておらず、メインの道を外れると途端に道が細く悪くなります。

高知では、ジムニーをよく見かけました。

軽トラもたくさん荷物が運べていいなと思うのですが、ジムニーの小回りがきくところも捨てがたい。

山々は神戸に比べると高くて、厚みのある感じがします。

 

ご飯が美味しい。素材が良い。

料理をするのも楽しそうと、ナマ子は高知移住もありだなと思っているのですが、果たして元々高知移住には乗り気でないナマ介はどうかな?