旅するナマケモノ

旅マニアな中年カップルの情報ブログ

失業(雇用)保険受給体験談

 

今回ナマ子は、旅に行くにあたって仕事を辞め、失業保険を受給しているのでその体験談を書きたいと思います。

 

実は今回で2回目の受給になります。

 

いつも旅に出る時は、仕事を辞めて出ていくので、失業保険受給資格はあるのですが、いつも悩みます。

自己都合だと、今はコロナのお蔭で2ヶ月、従来は3ヶ月の待機期間があるからです。

 

前回の受給時は、派遣社員だったので会社都合になり、すぐに失業手当の受給が始まったのと、日本でのんびりとした生活を送りたいと思っていたので、失業保険受給という道を選びました。

 

一応週20時間までのアルバイトはしてもいいことにはなっていますが、それでは給付制限期間の2〜3ヶ月の生活費は賄えないですし、失業認定の間に旅をして帰ってくるなんてことも考えるのですが、往復の航空券の値段や手間を考えると中々割に合わないので考えものでした。

 

失業認定日から、給付制限期間中(約2ヶ月)旅をするというのもいいアイディアです。

失業保険を受給可能な期間は一年間なので、半年旅に出て、半年後から手続きを始め失業保険をもらいながらゆっくりと次の就職先を探すなんていうのも良いプランかと思います。

 

ただ私たちはいつも1年〜2年の旅に出るのでこれも当てはまらないのです。

 

今回もどうしようか迷いましたが、コロナで旅をできる国が確定していなかったので考える時間が欲しいと思っていたのと、コロナで失業保険の特例がまだ適用になっていたので失業保険を受給することに決めました。

 

色々と条件はあるのですが、ナマ子の場合「職場でコロナの陽性者が出た」に当てはまりましたので、その証明として会社に一筆書いてもらいました。

それをハローワークに持っていったらコロナの特例が認められ、失業保険の給付制限期間なしな上に60日も受給期間を伸ばしていただけました。

 

この特例もいつまで認められるかは分かりませんが、とてもありがたかったです。

現在認められているのは、

① 同居の家族がコロナに感染したことなどにより、看護や介護が必要となったことから自己都合で退職をした
② 本人の職場で感染者が発生した、または本人もしくは同居の家族が基礎疾患を有する、妊娠中である、もしくは高齢であるため、感染拡大防止や重症化防止の観点から自己都合として退職した
③ コロナの影響で子ども(小学校、義務教育学校、特別支援学校、放課後児童クラブ、幼稚園、保育所認定こども園などに通学、通園している)の養育が必要となったことから自己都合で退職した

 

 

失業保険を貰おうと思ったら、退職してから離職者票が届くのを待ちます。

ナマ子は二週間かかりました。

最初にハローワークに行くまでは、バイトも自由なので、ナマ子は有給消化期間と、離職者票が届くまでの間、頑張ってバイトに励みました。

 

離職票(1)(2)
雇用保険被保険者証
普通預金通帳
・印鑑
・写真2枚(縦3センチ×横2.5センチ)
・本人確認証明書(マイナンバーカードや運転免許証、パスポートなど)

以上のものを持って、ハローワークに行きます。

 

基本的にハローワークに行った曜日から、4週間ごとに失業認定日が設定されますので、都合のつきやすい曜日に行くことをおすすめします。

 

7日間の待機期間は、働かずにのんびりと待ちます。

 

 

そして、雇用保険説明会に参加します。

 

少し横にそれますが、この雇用説明会の時に年金免除の書類をいただきました。

 

今までの旅は、将来のことを考えて真面目に年金を払っていたのですが、年金もどれだけもらえるのかもわからないこのご時世、全額免除でも1/2の金額は将来もらうことができるし、追納することも可能なのでそれならとりあえず申請だけでもしておこうと、申請しました。

先日、見事全額免除の申請が通ったとのハガキが届き、嬉しく思っています。

 

 

話を戻します。最初に行った日から4週間ごとに失業認定日にハローワークに行きます。

 

失業認定日の間に求職活動を2回しなくてはなりません。

私は、失業認定日に就職相談をして、セミナーがあればセミナーを受けて実績2回を作っています。

 

就職相談も最初は、何を相談したらいいのか、就職をどんどん進められたらどうしようなんて不安に思っていましたが、担当の人は皆さん優しい方ばかりで、親切に教えてくれますし押し付けられるようなことも全くありませんでした。

 

・私にはどんな仕事があっているのか?

・給料が良くて休みの多い仕事は何か?

・面接の時に、辞めた理由をどのように伝えたらいいのか?

・こういう仕事は近くにどんな募集が出ているのか?

等々思いつくままに質問して、最後は「もう少し考えてみます。ありがとうございました。」

とすることで就職相談を乗り切っています。

 

そして4週間ごとの失業認定日にハローワークに出向くの繰り返しです。

 

失業保険受給期間中のアルバイトについてですが、週20時間までは可能です。

 

ただ1日4時間までのアルバイトの場合は失業手当を受給することができるのですが、バイトの給料を申請して、その額に応じて基本手当が減額されたりすることがあります。

4時間以上の労働をすると、その1日分はその月には支払われませんが、受給期間が減るわけではなく後でもらえますので、ナマ子は週1〜2日のバイトをしています。

 

周りの人に聞くと、失業保険って面倒だから、2ヶ月〜3ヶ月待つ間、生活ができないなんて言われますが、旅人にとってはとってもいい制度かと思います。

 

働きすぎの日本人も、たまにはゆっくりしたらいいのになあ、なんて思ったりもします。

 

ゆっくりと職業相談していると「こんな仕事もあるんだ」なんて自分では思いもつかなかった就職先を案内してくれたりもして面白いです。

 

 

以上が、ナマ子の失業保険受給体験談になります。

こんな情報がどなたかのお役に立てれば嬉しいです。

 

※失業保険については、地域や期間、個人によって条件が違うことがありますので、ご注意ください。