こんにちわ。
またしてもインドのお話しです。
もうインドも行き尽くしたという、あなたへ送るインド上級者向け、オススメの場所です。
それは、
ラダック地方です。
ラダックはインドの北の端に位置しており、国境を越えればチベットです。
州都のレーの標高は、3500mほとんど富士山の頂上です。
標高が高く、寒さが厳しいので6月から10月の間にしか訪れることが出来ません。
今は、飛行機があるので冬にも行けるとは思いますが、冬の川は凍るし、道路は通れないしで、旅して回るのは大変だと思います。
冬の景色も、それはそれで綺麗だと思います。一度でいいから見てみたい。
この行きずらい上に、期間が限られているというのが、秘境たる所以かと思います。
かつては、ラダック王国として独立した仏教国でもあったラダックには、たくさんの寺院やストゥーパがあり、チベット系の民族が暮らしています。
州都のレーのお寺と古い建物が混在している感じが、何とも素敵な雰囲気を醸し出しています。
仏教国である私たちからも親近感を感じます。チベット人の敬虔さには、全く及ばない私ですが、居心地がいいんですよね。
マサラ味に疲れた胃袋も、トゥクパ(チベットのほうとうのような食べ物)やモモ(餃子に似ている)で、さらにホッと癒されます。
何より、ラダックの景色。
これは、一言では言い表せません。「美しい」を超える何かがあります。
空の青さと、ベージュの大地のコントラストが違う惑星に来たかのように感じます。
ツモリリ湖や、パンゴン湖は、幻想的な景色ですらあるのです。
そして、小さな村々はそれぞれに個性があって面白いんです。
メルヘンな世界に紛れ込んだかのような、ダー村。
僻地で、素朴に暮らす、水の美味しい、チャー村。
アクション映画の世界にいるのかと思うような、ラングダム。
ラダックに行くのは、大変ですが、一見の価値ありです。
時々ニュースで、外部との接触を拒否しているセンチネル族が話題になっていたりしますが、現在、観光客が訪れることができる島は、ごく一部のみです。
南アンダマン島で、バスに乗っている時に、先住民を見かけて心躍る気持ちにはなりましたが、先住民に会うのは中々困難かと思われます。
ナマケモノたちは、2009年と2016年の2度アンダマン島を訪れています。
なぜなら、とっても美しかったからです。
2009年に、ハベロック島とニール島、2016年はリトルアンダマン島、ニール島、南アンダマン島を訪れました。
ここの魅力は、海の綺麗さ。まだ荒らされていない田舎の素朴さに尽きると思います。
ただ、2016年に再訪した時には、インド人のグループツーリストが、群をなして訪れており、ハベロック島はかなりツーリスティックになっていると噂に聞きましたので、訪れるのをやめました。
ニール島は、2010年に訪れた時には2軒しかゲストハウスがなく、シュノーケリングで見ることのできる、サンゴ礁や魚たちは目を見張るものがありました。
しかし、2016年に訪れた時には、数えきれないほどのホテルができていましたし、季節のせいなのか発展によるものかはわかりませんが、海の中の透明度は格段におち、あんなに綺麗だったサンゴ礁も死んでしまっていました。
海辺には、バナナボートを楽しむインド人まで出てきて随分と様相を変えてしまったのが残念でした。インド人のハワイと言ったところでしょうか。
簡単に旅行に行ける時代になり、アンダマンは急速に変化してきています。
素朴な綺麗な海を見に行きたい人には、少し遠いですが、リトルアンダマン島をオススメします。
ここは、サーフィン が出来る場所で、コアなサーファーや、静かで綺麗な海が好きな旅人がチラホラと来ています。
まだまだ、ローカルバイブが満載なところが良いです。
誰もいないビーチでのんびりしたり、一応バスも走っているので、あてもなくバスに乗ってみたりしながらのんびり過ごしていました。
ゲストハウスの前のビーチで、海亀の孵化を偶然にも見ることができ、私たちにとっては、とても印象的な島です。
今回は、インドらしくないインドをご紹介しましたが、どちらも間違いなくインドなのです。
インドの広さ、多様さには驚かされてばかりです。
こうして思い返して見ると、また行きたいなーと切に思います。
行ったことがないから、行ってみたい所、
行ってよかったから、もう一度行きたい所、
旅したい場所がたくさんありすぎて困ります。
こんな記事が、少しでも誰かの旅のお役に立てれば、幸いです。