旅するナマケモノ

旅マニアな中年カップルの情報ブログ

インドおすすめの場所 中級者向け

 

こんにちわ。

今回も引き続き、インド、オススメの場所についてのお話です。

 

今回は、一通りメインの観光地は行き尽くしたという方へ、あまり有名ではないけれど、私が好きなところをオススメしたいと思います。

 

 

マンドゥー Mandu



高台を登っていくと、立派な門があるのですが、村に入るとなんとも長閑かな風景です。

ここは、1407年に独立したマールワ・スルタン朝の首都となり、大きな城壁が築かれたと言われています。

マンドゥーののんびりとした時間と、ポツポツとある遺跡群を見て周っていると不思議とゆったりした気持ちになります。

高台にあるので、村の端からドーンと見渡せる景色を眺めるのもとても気持ちがいいです。

おそらくこの近くには少数民族がいるのだと思いますが、チャイ屋のお婆ちゃんなど、この土地特有のカラフルな民族衣装着ていて、少数民族好きの私としては、テンションが上がりました。

 

 

 

 

 

 

ディーウ Diu

 

ディーウは、グジャラート州の南側に位置する小さな小島なのですが、他のインドと雰囲気が違います。昔のヨーロッパの田舎町に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。

というのも、ディーウは、1509年〜1961年までポルトガル領となっていたのです。

 

島には、ポルトガル時代の教会や建物があり、シエスタがあって昼過ぎにはお店が休憩に入ってしまったりと、ここはインドなの?と一瞬疑ってしまうような、ゆったりとした時間が流れています。

 

 すぐ北のグジャラート州は、アルコールの販売が禁止されているのですが、ディーウは、連邦政府直轄領であり、アルコール類への課税が低いため、ビールを安く買うことができます。

 漁業も盛んで、海辺では木で大きな船を作っていたり、バイクで漁港を訪ねるとたくさんのサメやマグロが水揚げされており、インド人に聞くと、この魚のほとんどは、中国に輸出されると言っていました。

 

 私たちは、市場でエビやら魚を買ってビーチでビール片手にBBQをしたりしてました。

インドの喧騒に疲れたら、少し休憩でもしに、ディーウに寄ってみることをオススメします。

BBQ用の海鮮

 

 

 

 

 

カッチ Kutch



グジャラート州の西側に位置し、すぐ隣はパキスタンというところにカッチ地方はあります。

 

ここは少数民族が多数いるところで、ミラーのついた刺繍や、ブロックプリントの布などでも有名な場所です。ナマ子は、少数民族の布や、手仕事が好きで工房を訪ねるのも楽しかったです。

 

カッチ地方には、ホワイトデザートと呼ばれる塩湖もあります。その頃は観光客が来ておらず、満月の夜のリフレクションを、貸切状態で塩湖を楽しめたのもよかったです。(今は、インド人の観光客がたくさん来ているようですが。。。。)

 

ホワイトデザートにバイクに向かう途中の道も、「田舎道を地の果てに向かってすすむ」と行った感じがして、旅情あふれるものでした。

途中ニルガイという、ウマシカとも呼ばれる不思議な動物にも遭遇することができ、私たちは大興奮しながら旅をしていました。

 

ここは、民族好き、やや秘境好きの方にオススメの場所です。

 

 

こうして書いてみると、グジャラート州に偏ってしまいました。

 

ハンピや、ジャイサルメールもオススメですが、十分に知られていると思ったので今回は外しました。

 

グジャラート州は、日本人の方にはあまり知られていないですが、良いところがたくさんあります。

さらに、食べ物が美味しいのです。

私たちはダルフライが好きでよく頼むのですが、同じダルフライを頼んでもグジャラートのは濃厚で美味しいです。

 

インドの観光地に飽きてきたら、こんな場所もいかがでしょうか?

 

こんな情報が誰かのお役に立てれば、幸いです。